インタビュー

vol.3

衆議院議員
おにき 誠

  • 福岡出身
  • OBメンバー
  • 福岡で活躍する人

40歳までの限られた時間だからこそ頑張る価値があるというか、そこで利害関係なく喜んだり悲しんだりした仲間というのが財産になります。

1. 今の日本、そして福岡市をどのようにお考えですか?

国会にいくと全国から選ばれた国会議員と接しますが、福岡ほど元気のある地方都市はあまりないと思います。
福岡選出の私としては誇らしい限りですし、他の地方の方からは福岡さんは元気でいいねと羨ましがられることがあります。
そこには球団誘致をした青年会議所の役割であったり、青年経済人として地方を元気にしている先輩はじめ現役の役割というのは大きかったと感じます。

(鬼木さん撮影の写真)

国会議員にも多くのJCメンバーがいると聞きましたが?

はい。松山政司一億総活躍担当大臣をはじめ日本青年会議所の会頭経験者がいたり、現役のJCメンバーもいたり、先輩・現役問わず多くの方が国会でも活躍されています。

福岡市(福岡JC)は恵まれているがゆえに、当たり前に感じていることでも、他の地方に行けば当たり前ではなかったりする。私たちは、そういった部分を認識しておく必要があると思うのですが。

社会には様々な課題がありますが、、、福岡市は恵まれているがゆえに、課題に気がつくのが遅れるという危険性はあると思います。
福岡市にも人手不足などの問題はありますが、もっと疲弊している地域では、もっと早くから問題意識を持って取り組みを行っている。
なので、若手経営者が直面するであろう課題の解決に青年会議所が先回りして取り組んでもいいと思います。

例えば、事業承継。
中小企業で社長が代替わりをする際に支払わなければならない相続税は資産によって決まります。
その資産というのは会社の価値や所有している土地の価値によって決まりますが、その資産をもとに会社は営業を行っているわけですから、その資産を現金化して相続税を支払うというのは現実難しいわけです。
なので、現金を用意するために銀行から融資をしてもらうか、その事業をやめて現金を用意するか、選択を迫られることがあります。
さらに、後継者がおらずに事業を継続できないという問題も社会問題になっています。
JCに入っているメンバーは、相続を受ける側の方が多いかと思います。
ということは、相続できる後継者がいる会社ということです。
そうすると、近い未来に巨額のキャッシュを用意しなければならないという状況が生まれてくるので、跡を継ぐやいなや借金を抱えてのスタートになってしまいますね。そういう課題を解決するのか。
国としては、その相続税の支払いに猶予を与える制度を作りました。10年間期間限定の制度なので、このような問題や課題に目を向けてみてもいいかもしれませんね。

2. 人生において福岡JCでの経験はどのような影響がありましたか?

30歳から40歳までの10年間、福岡JCに所属させてもらいました。
素晴らしい先輩方、一緒にやってきた同世代の仲間たち、卒業してからもこうやって知り合える若い後輩の方々、この縁は私の人生の財産だと思っています。
お互いJCを頑張っていると、それだけで仲良くなれますよね。
卒業したあとに職業を知ったりして、そこからお互いの仕事になったりってことはよくありますよね。
JCをやっているときは、お互い何の利害関係も無いから仲良くなれる。
人を知った上で次の展開があるので、とても信頼できる仲間が業種を超えて沢山できました。

お仕事の内容や業種によっては、交友関係を広げなくともやっていけるという方も大勢いらっしゃるかと思いまが、20~40歳までの活発な時期に限られた人とのつながりだけで終わってしまうのは勿体ないことだと思います。
40歳までの時間に、同じ福岡で経済活動を行っているあらゆる人たちと知り合い集中した時間を持つことが出来る。そこでともに汗を流した仲間がその後の自分の力になってきます。

3. ラガーマンでもある鬼木先輩はラグビーワールドカップをどのようにお考えでしょうか?

ラグビーワールドカップは英語圏の方が多くいらっしゃいます。
現在、福岡にいらっしゃる外国人観光客の多くはアジア圏の方が多いです。
まだまだ「FUKUOKA」は英語圏の方にはよく知られていませんので、この機会にFUKUOKAの魅力を世界中の方に感じていただきたいです。
2019年にFUKUOKAを訪れた方がfacebookやinstagramなどのSNSを通じて福岡の魅力を発信し、それをご覧になった方が2020年の東京オリンピックを見に来るとき「日本に行くならFUKUOKAにも寄ってみよう」と思っていただけるような発信をしていきたいです。
2019年はFUKUOKAを世界に発信するチャンスだと思っています。
そして、どうFUKUOKAの魅力を発信するのかを一緒に考えていただきたいです。
例えば、2019年に行われる世界コスプレサミットの予選をFUKUOKAに誘致しようと考えています。
そこで、コスプレイヤーたちが福岡城や福岡タワーをバックに写真を撮り、facebookやinstagramなどのSNSで世界に拡散していただければ、私もFUKUOKAに行ってみたいとなるわけです。
その後、2020年の東京オリンピック・パラリンピックと続いていくことで、FUKUOKAへの海外客の誘致とそこでの情報発信を促進していきたいです。

世界コスプレサミット
http://www.worldcosplaysummit.jp/

まだまだFUKUOKAは海外の方に知られていないのが現実ですが、東京・名古屋・大阪が強い理由は何ですか?

福岡にも強烈なコンテンツがあればもっと認知されると思う。アジア圏の方の認知は上がってきている。G20誘致の際、ハイクラスなホテルの供給が足りなかったなどの問題点もありますね。

4. 土日を過ごす福岡市でお気に入りの場所を教えてください。

土日は地域の行事に参加することが多いので、ゆっくりできる時間は少ないですが、よく利用する都市高速道路から見える景色を見ると「福岡はやっぱりいいまちだなぁ」と感じますし、飛行機で福岡に帰ってくる時に見える福岡の景色にも癒されます。

 (鬼木さん撮影の写真)

5. これからの福岡市を背負って立つ若者達に対して一言お願いします。

40歳までの限られた時間だからこそ頑張る価値があるというか、そこで利害関係なく喜んだり悲しんだりした仲間というのが財産になります。
是非、家族と本業を大切にしながら楽しんでJCをやってみてください。きっと世界が広がると思います。

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